世間の風の冷たさよ ― 2010年10月25日
○待ち合わせのために、繁華街のとあるBARへ。
そのBARは雑居ビルの地下にあるのですが、
(こう書くとちょっと怪しいけど、いたって普通のBAR)
伝えられた名前とざっくりした場所だけを頼りに、そのお店を探していたんです。
その周囲は飲食街で、様々なお店とその看板だらけ。
はっきり言ってちょっと迷ってしまったんです。
で、誰かに道を聞こうと思ったんですが、
通りすがりの人に聞いても仕方がない。
というワケで、仕方なく、キャバクラのポン引きのお兄ちゃんにそのお店を聞いてみたんです。
少なくとも、通りすがりの人よりは詳しいだろう。
そう思って、ポン引きにしては人の良さそうなお兄ちゃんを選んだのですが――
「そんなお店、聞いた事ないっすねぇ」
それよりもウチのお店いかがっすか、という言葉が出そうだったので、
すかさず「いやどーも、失礼」と踵を返した次の瞬間です。
僕の目の前に飛び込んできたのは、目的のお店の看板。
あンじゃねーか、ここに!
一応、チラッとお兄さんを見てみたら、既にそっぽ向いてたりして。
なんだよ、もー。
そのBARは雑居ビルの地下にあるのですが、
(こう書くとちょっと怪しいけど、いたって普通のBAR)
伝えられた名前とざっくりした場所だけを頼りに、そのお店を探していたんです。
その周囲は飲食街で、様々なお店とその看板だらけ。
はっきり言ってちょっと迷ってしまったんです。
で、誰かに道を聞こうと思ったんですが、
通りすがりの人に聞いても仕方がない。
というワケで、仕方なく、キャバクラのポン引きのお兄ちゃんにそのお店を聞いてみたんです。
少なくとも、通りすがりの人よりは詳しいだろう。
そう思って、ポン引きにしては人の良さそうなお兄ちゃんを選んだのですが――
「そんなお店、聞いた事ないっすねぇ」
それよりもウチのお店いかがっすか、という言葉が出そうだったので、
すかさず「いやどーも、失礼」と踵を返した次の瞬間です。
僕の目の前に飛び込んできたのは、目的のお店の看板。
あンじゃねーか、ここに!
一応、チラッとお兄さんを見てみたら、既にそっぽ向いてたりして。
なんだよ、もー。