新旧入り混じり2011年05月25日

◯昨日、私用で渋谷へ。

 行った先は住宅街なのですが、都心の渋谷とはいってもごくごく普通の住宅街。
 根がイナカモンの僕にとって、都心なのにフツーの住宅街があるとかなりの違和感を覚えてしまいます。


 そんな事はどうでもよく、その住宅街でこれまた古びたアパートが一軒あったんです。

 このアパートの名前が――


 『ヴィレッヂ植田』(←植田は仮名です)


 アパートの壁にでかでかと書かれてあるのですが、
 昭和30年代築な感じの外観とそんなシャレオツな名前が、はっきり言って不釣り合い。

 こういうアパートには『植田荘』という名前がふさわしいに違いない…


 そんな事を思いながら、よくそのアパートを見てみると、
 一階の門に小さな表札があったんです。


 そこに書かれていた名前が――


 『植田荘』


 どっちやねん。


 ちなみに、そのアパートの一階は大家さんのお宅らしく、
 ヴィレッヂ植田と大家さんのお宅の門は同じという構造になっています。
 (門を入ると、二階へ上がる階段と大家さんの玄関が並んでいるワケです)


 という事は、もしかして…
 『植田荘』の『荘』は大家さんのお名前なのではないのか…?
 あり得なくはない気がしないでもない。(どっちやねん)


 でも多分、アパートの名前としての『植田荘』を『ヴィレッヂ植田』に変えた名残、だと思うのですが…


 ややこしい。
 (僕がややこしく考えすぎか)

 そんなどうでもいい発見にご満悦のひと時。