そういえば個人タクシーって…2011年02月05日

◯ウチの近所を走るJR中央線は高架化されています。
 その高架下は大体、テナントが入っているか駐車場になっているか。


 その駐車場の一角に、同じような模様の同じような車が何台も駐車されてあったんです。

 レクサス、クラウンといったちょっと良い車。
 しかも、白地に青のラインが同じ所に入っている。

 何の車かといえば、みんな個人タクシー。


 個人タクシー専門の駐車場になっている箇所があるんです。
 ある意味、爽快な光景。


 この個人タクシー群を見て初めて思ったのが、
 東京の個人タクシーってこんなにも同じ色使いだったのか、という事。

 白地に青のライン。
 違うのは屋号だけ。(『石橋タクシー』みたいな表記)

 全く気付きませんでした。


 せっかく『個人』タクシーなのだから、もっと個性的な色使いにすればいいのに。
 何か決まりでもあるのでしょうか…?


 そんな事がふと気になったひとときです。



◯上の話で思い出すのが、
 先日、タクシー(個人ではない普通のタクシー)に乗った時の事。

 運転手さんが開口一番、こんな事をおっしゃったんです。

 「申し訳ないのですが、無茶な運転はできないんですよ…」


 そして法定速度をキッチリ守り、信号も黄色になれば即停止。
 超安全運転――当たり前といえば当たり前の事ですが、
 それにしても守りすぎな気もしなくはない…


 だけど、ちゃんとした理由があったんです。


 「もうすぐ個人タクシーやるんで」


 曰く、個人タクシーとして独立するには最低数年は無事故無違反が条件なのだとか。
 だから、普通の運転手さん以上に交通ルールに気を使っていた事になります。

 僕も急いでいなかったから全然いいのですが。
 (急いでれば交通ルール守らんでよいという意味ではありません)

 だけど独立の苦労話などが色々聞けたりして、貴重な体験となりました。
 (詳しい話は割愛しますが…大変なようです)