鉄な話を書きます2011年03月09日

◯JR東日本が、通勤電車で膝開き防止の座席を開発した事をニュースで知りました。

 今の座席は一人一人のお尻がフィットするような作りになっていて、
 7人がけの座席でもちゃんと7人座れるようになっています。

 でも問題なのが足を投げ出したり膝を開いたりして、要するに行儀の悪い人がいたりする事。
 隣に座りづらいし、その前にも立ちづらい。


 開発された新しい座席は『人間工学に基づいて』それを解決するのだとか。へー。


 こういう事を問題視して、ちゃんと解決しようとしていたんだJRは、という事に素直に感心。


 それにしても、今の座席――ひとりひとりのお尻がフィットする座席でも、堂々と2人分陣取って座っている方がたまにいます。
 尻に違和感を感じないのだろうか…?

 でも、こういう人はきっと新しい座席になっても2人分で座ろうとするはず。
 ケツの違和感を我慢するのか、2人分確保するという意地を取るのか――

 6月から山手線の1編成で新座席が試用されるようなので、そう言う意味でも楽しみだったりなんかして。
 新座席のニュースを見て、そんな事を考えたひととき。



◯鉄な話のついでに――

 今さっき知ったのですが、JRがらみのニュースでひとつショックな事が。
 それは、二階建て新幹線のMaxが5年後を目処に全廃されるというニュース。

 Maxとは東北・上越新幹線で使われている新幹線車両なんですが(主に上越の主力新幹線)、
 車両の老朽化と諸々の事情が重なっての全廃決定なのだとか。


 僕もよく乗った車両で、2階席からの眺めはかなり素晴らしい。
 だけど1階席は何も外が見えない。
 壁ばっか。

 これはこれで落ち着く空間で僕としては嫌いではなかったのですが、この辺も全廃の一因で先述の諸々の原因のひとつのようで。
 人気なかったのね、1階席…


 花形車両が消えてしまうのか――
 そんな感慨にふけりつつ、かといって全廃決定は覆らないと思うので、最後の5年間がんばって走ってもらいたいです>Max。

 (その時、僕は40歳…無邪気に乗りに行くに違いない)