『読書メーター』なるサイト2010年11月12日

○インターネットに『読書メーター』というサイトがあります。

 これはブログみたいなもので、ユーザーは何を読んだか、そしてその感想などを書き記します。
 早い話がネット上の読書日記です。

 ユーザーでなくても、アクセスできればそれを自由に閲覧でき、
 さらにそのユーザーの読書量やこれから読みたい本などをグラフ化してくれるというシステム。

 ちなみに僕は利用していません。
 だけど、最近の流行りなどの参考にはしています。


 で、今回は、ちょっと不快に思う方もいらっしゃるかもしれないので、
 そう思った方には非常に申し訳ないけど、言わせてもらいたい事があります。


 それは、この読書メーターにマンガをカウントしている人が結構多い事。

 勘違いしてもらいたくないのですが、
 マンガを入れるなどけしからん、という事を言いたいのではなく――
 (実際には文芸書とマンガを程よい感じで入れているユーザーが大半です)

 『今月は100冊も読みました~。ひゃっほぃ』
 みたいな事を書いている人の読書メーターを見てみると、ほとんどマンガだったりするので、
 それはどうなんだろう、という話なんです。

 さらに雑誌までカウントしていたりする方なんかもいて、
 こういう人の『読書』という感覚が全く分からなくなるので、
 僕としては微妙な気分になってしまったんです。


 これは聞いた話なんですが――


 ある男が、初デートの待ち合わせで彼女を待っていた。
 そこにお相手の女性がやって来て、
 「ごめん、待った?」

 そしたら男が、
 「大丈夫、読書してた」

 手にしてたのは、週刊少年マンガ雑誌。

 「……読書」
 女性は微妙にがっかりして、すぐに男と別れたとか。


 まあ、この女性の器量の狭さもどうだろうという感じですが、
 マンガ週刊誌を『読書』と平然と言い放つ男もどうなんだろう、という感じです。


 そんな偉そうな事を言って、僕も最近、本をろくに読んでいない。
 マンガばっか読んでます。

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