極端から極端へ2010年11月08日

○クリーニング屋へワイシャツを出しに行ったんですが、
 店内に貼られていた一枚の広告が、僕的にちょっと気になったんです。

 それは『しつこい汚れも「Wクリーニング」でキレイに』という内容だったのですが、
 そこに書かれていた、例としての汚れというのが――


 『ワイン・血液・コーヒー・吐瀉物』


 確かにこの汚れは普通のクリーニングでは落ちないと思います。
 で、気になったのはこの羅列の順番。

 食物・非食物・食物・非食物――
 極端から極端に行っている気がして、ボクとしては何となくおもしろい。

 思わずひとりほくそ笑んでしまい、単にキモい客になってしまった今日この頃です。



○話は変わって、ライターの話――

 ライターと言っても、今回は火を点ける方のライター。


 最近、子供がイタズラしないよう、一工夫が施されているライターが発売されています。


 ある日の飲み会で、タバコ吸い仲間であるライターの森橋ビンゴさんが、
 コンビニで普通に買ったというライターを見せてくれたんです。
 (今、ふと思ったんですが、ライターがライターの話をしていたワケです)

 それは、着火ボタンに小さなスライドがあり、
 それを微妙に操作しないと点火しないというシロモノ。

 文章にするとよう分からん感じですが、
 早い話が点けづらくする事で、子供のイタズラを防止しちゃおうというようで。


 ちなみに僕もそのライターで火を点けようとしたのですが――
 なかなかどうして点けづらい。

 3分ほどたって、ようやく点けられるようになったんです。

 だけど、一度コツを覚えれば楽勝。超楽勝。


 でも、気になるのは、
 このぐらいの機構だったら、子供は簡単に覚えてしまうのではないだろうかという事。
 意地でも点けてやろう、みたいな反骨精神旺盛な子供が出てきたりなんかして。


 で、森橋さんも言っていたのですが、
 こういう変な機構を搭載させるよりむしろ、
 昔よくあった、着火部分を回転させる事で点火させるライター(名前が分からない)を
 復活させた方がいいんじゃないか、という事。

 原点回帰、というヤツです。


 ちなみに僕が子供の頃、この種のライターが怖くて点けようとも思わなかった。
 ……まあ、僕が単なるビビりってだけの話なんですが。

 だけど、この原点回帰案。
 良いアイディアだと思うのですが、いかがだろうか。