僕が思うに、これは困った客だと思う2011年07月04日

◯今日、書店でこんなお客さんがいた。


 どうやらある雑誌を探している様子。
 「どんな雑誌だったかな~…」と悩むその客に、店員が助け船。

 「何系の雑誌ですか?」


 そしたら、その客、
 「何系の雑誌だったかなぁ…」


 曰く、コンビニで見かけた雑誌のようで、急に欲しくなったのだとか。


 全く情報がなく、この時点で店員は困った顔になったのですが、
 それでも店員は助け船を出し続けます。偉い。


 「どんなモノが写ってましたか?」
 表紙の事を言っていたのだと思います。


 だけど──


 「何写ってたっけなぁ…」


 ──本当に読みたいのか?
 若干、僕はそんな事を思ってしまったんですが、
 その後の店員の一言が僕としては面白かった。


 「じゃあ、思い出したら呼んでくださいね」


 投げた。


 そのままそのお客さんは帰って行ったのであります。
 この一連の流れが絶妙にツボだった、そんなひと時。

コメント

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://1484daisuke.asablo.jp/blog/2011/07/04/6089801/tb