同じ商品なのに2011年02月23日

◯いつも利用しているスーパーの西友で、アメリカ産のあるお菓子がセールで安くなっていたんです。

 248円の品物が105円に。

 味としてはまあまあで、まずくはないしお腹も満たされるなかなかナイスなお菓子です。
 他の客もこの安さに目をつけたのか、バスケットにこのお菓子を入れる人が割と多い。


 しばらくして行ってみると、この安さからか品切れ。
 ひとつもないんです。


 まあ仕方ないかな、と思っていたんですが、
 昨日、西友の別のお店に行ってみたら――

 同じお菓子が105円という同じ価格なのに、大量にあった。

 大量に仕入れたという事もあるのでしょうが、しばらく客の様子を見ていると誰もが素通り。

 105円なのに、みんな興味を示さないのです。


 僕の近所の西友を利用する客がみんなケチなのか?

 いや、そうではない。


 問題はその価格表示。


 僕の近所の西友では、『248円』に×が書かれ『105円』の表示。

 一方、同じお菓子でも大量に残っている方は、単に『105円』の表示のみ。


 たったこれだけの差で、売れ行きが変わってしまうのがおもしろいです。
 人間とはなんとまあ単純なものか――

 そんな事を考えたひととき。