携帯が入院2010年10月06日

○先日から、携帯電話のディスプレイの調子が悪くて困っていました。

 ディスプレイの右端から、数センチほどの『線』が2本、出っぱなしという症状。
 最初は数ミリ程度の『線』で、我慢できる範囲だったのですが、
 日にちが経つにつれ、段々と長くなっていく。

 いよいよメールなどが読みづらくなってきたので、
 仕方なく近所のソフトバンクへ持って行った次第です。


 で、応対してくれたソフトバンクの女性店員さんがちょっとおもしろかった。


 懇切丁寧な応対で、好感が持てる方だったんですが、
 この店員さんに、
 「電話帳のデーターって、代替機に移されますよね?」
 と、聞いたんです。(当たり前の事ですが、一応)

 そしたら、この女性店員さんはニヤリと笑って、
 親指を「ビシッ」と、サムズアップしてくれたんです。


 なんだそりゃ。
 笑いをこらえるのに必死でした。


 で、ディスプレイに現れた『線』はなんだったのか――

 どうやら「液晶漏れ」らしいんです。

 1ドットの液晶が、どういうワケか割れてしまい、
 そこからジワジワッと何かがにじみ出たようで……
 ちなみに、その『何か』が何なのかは、全く分かりませんが(笑)
 というか、液晶漏れ、怖ぇ。


 とりあえず、約1~2週間の修理となり、
 データー移行も無事に完了した代替機を受け取り、自宅へと戻ったんです。

 この時の時刻は午後7時――


 ご飯を食べつつ、あれこれ設定をいじっていたら……
 何かがおかしい事に気付いたんです。


 通話が出来ない――!


 電話をかけても、話し中のあの「ツーツー」音になってしまい、
 設定を細かく確認しても全然おかしい所はなく、再起動させても症状は改善しない。

 んだよ、これ! 故障してんじゃねぇか!

 若干の怒りモードで、急いでソフトバンクへ駆け戻ったのは、午後8時すぎ――


 悲しいかな、閉店時間になっていて、店の明かりは消えていた……


 ところが、ここで奇跡が起きます。

 店員が店の戸締りをしようとしていた所だったんです。


 事情を説明したら、壊れた代替機を渡した事でえらく恐縮され、
 店をもう一度開けて対応してくれたんです。

 ここで怒りモードは一気に萎え、
 (と言っても、そんなにプンスカしていたワケじゃないんですが)
 今度は僕の方が恐縮モードに。


 再びあの女性店員が対応してくれて、今度こそ正常な代替機を受け取った次第です。

 そして、最後に、その女性店員が
 「本当に申し訳ありません。もう大丈夫です!」
 と、サムズアップ再び。


 和ませていただきました。
 早く携帯を直してあげてやってください。