やっぱりナゾの喫茶店2010年10月14日

○以前、ここに書いた事がありますが、近所にナゾの喫茶店があります。
 (9月1日の日記です)

 どうナゾかと言うと、店内は雑然とした雰囲気で入っている客もどこか普通ではない。
 かと言って不良のたまり場なんかではなく、なんか世俗を離れた感じの、
 言い方にこだわらなければヒッピーみたいな人たちが常駐している――そんなお店。

 本当に喫茶店としてやっていけてるのか、他人事ながら心配になってしまいます。
 ヒッピーみたいな人以外のお客を見たことないし、
 それよりも何よりも、店内が雑然としすぎていて入る気が起こらない――


 で、この店の前を、午前4時ごろに通ったんです。

 そしたら、クローズしている店内で、店の関係者らしき若者ふたりが
 大きなスクリーンにプロジェクターで映した映像を見ている所だったんです。

 なんだろうとよく見ると、それはゲーム。


 マリオカートだったりして。


 何をしてるんだ、こいつら……

 巨大な画面でゲームをしたい気持ちは分からなくもない。
 まあ、別に彼らが何をしようが勝手ですが、
 だからって、外から丸見えの状態で、お店の中でゲームしているのはどうか。

 そこを通りかかった人は絶対、不審に思ってしまうに違いないです。

 カーテンを閉めるとかすればいいのに。


 ……これがゆとり世代?
 自由すぎて逆にうらやましい。ああ、ゆとりてぇ。


 ちなみにこのお店、とあるマンションの1階に店舗を構えているのですが、
 同じマンションで壁一枚隔て、隣にもお店があるんです。

 そこは手作りが売りのパン屋さん。

 実はそのパン屋さんも、こんな時間なのに明かりが灯っているんです。
 と言っても、営業しているのではありません。
 パン屋のご主人が、その日に販売するパンの仕込みの真っ最中。

 マンションの壁一枚はとても薄いものですが、
 この両者の間には、とてつもなく大きな壁がある――

 とかそんな事を思った午前4時。
 僕も夜型です。仕事してたんだけど。



○話は変わって――

 チリの落盤事故の救出が無事に全員終わったようです。
 よかったです。地球の裏からおめでとうございます。


 だけど、気になる話が。


 それは救出の際の事。

 誰から出るか、という話になって、
 みんなが互いを譲り合ったとか。

 譲り合い――非常に良い話、だと思いますが、
 実は、中には最後まで地下に残って、ギネス記録を作ろうと考えた人もいたとか。

 ……すごいです、ある意味。
 (失礼ながら、コメディだなーと思わざるを得ない)



○今日はもうひとつ。

 NHKの朝ドラ『てっぱん』を見ているのですが、
 先日、気になるクレジットが。

 クレジットとは、オープニング・エンディング映像に表示されるスタッフ・出演者のテロップ。
 (NHK朝ドラの場合はオープニングのみになります)

 そのひとつに表示されたのが――


 『鰹節考証』


 方言考証、歴史考証ならよく見ますが、
 こんなのは初めてです。
 こうなるとなんでもアリです。おもしろい。

 ちなみに、放送では鰹節工場で鰹節を削るなどのシーンがあって、
 クレジットの意味に納得。
 でも、もう少し違う名前がなかったのか――そんな事も気になったりして。