勘違い禁煙2010年10月29日

○ちょっとは新しい店を開拓しようと、近くの飲食店で昼食。

 そこは『イタリアン中華』という名目の、新鮮な無農薬野菜が売りの洒落たお店。
 ランチメニューは、その野菜で美しく彩られたボロネーゼ。美味。

 ランチタイムだからなのか、店内は奥様がたばっかり。
 周りを見ると、タバコを吸っている人がひとりもいなかった。

 つまりここは禁煙なのだろう。お店も地下だし。

 そう思って、別にどうしてもタバコがなくては生きていけないという体質でもないので、
 ひとり静かに昼食を堪能。


 で、食後のアイスコーヒーを飲み終わり、さて店を出ようかと思った時、
 サラリーマンらしき男性が2人入店。

 席につき、注文するやいなや、
 「灰皿ありますか?」

 「はい、どうぞ」と店主が、あっさりと棚から灰皿を差し出してくれる。


 なにいーーー!


 ……ま、まあ、周りが明らかにタバコを吸わないマダムたちばかりだったし、
 あの時、タバコなんか吸ったら、有閑マダムたちの冷たい視線が飛んで来そうだったので、
 そう、タバコは吸わなくて正解だった――と思いたい。いや、そう思う以外にない。



○話は変わって――

 少し前の話になりますが、
 夜、とある飲食屋でお酒を飲んでいた時の事。

 そこに流しのミュージシャンがやって来たんです。


 割と大きな楽器ケースを抱えていたので、
 ギターでもやるのかと思ったら、それは間違い。


 三味線だったんです。


 津軽三味線――あの激しい三味線弾きを披露。

 生の津軽三味線は滅多に見られるものではないので、
 僕としてはかなりこの状況に堪能。


 お店の人に聞くと、ギターの流しだったら断っているが、
 三味線はなかなかないから、という事でお店に入れたらしい。

 やっぱり珍しいものには食いつきがいいんだなぁ。


 ギターの流しの方、ここはひとつ三味線という選択肢も。

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