いつもお世話になっているあの御大の――2010年11月28日

○昨日は大脚本家・井上敏樹御大の誕生パーティを開催。
 (ちなみに誕生日は本日です)

 パーティと言っても大規模なものではなく、親しい方を呼んでごくごく小規模に。
 いつものメンバーというウワサもありますが。

 御大は終始ご機嫌。
 マシンガントーク炸裂。
 51歳という年齢を感じさせないそのパワー、恐れ入ります。
 会自体はつつがなく、和やかに楽しく進行。
 そして朝方まで怒濤の飲み(!)


 お誕生日、おめでとうございます、井上さん。



○誕生会に出席されたある俳優さんから聞いた話。


 それは数日前――

 その方のファンがいらっしゃる関西のある料理屋で、
 食事の予定を入れていたようなんです。

 だけどその日、東京でギリギリまで撮影。
 そして、新幹線に急いで乗車。


 この分なら、なんとか料理屋に間に合いそう。
 だけど車中、本人はある事がかなり気がかりになったらしい。


 それは、髪型。
 役者の命。


 しかし、撮影ではずっと帽子を被っているという役で、
 髪型が見事ぺっしゃんこになってしまったようで。


 俳優としてそれは申し訳ない、と思ったその方はふと閃いた。


 新幹線の洗面台で髪を洗ってしまおう。


 あの『飲料水としては使用しないでください』の洗面台の水。
 しかも小さな蛇口。
 だけど背に腹は変えられない。


 タオル一枚で洗面台に入って、髪を洗い――
 その濡れた頭で座席に戻って自然乾燥。

 そして、髪型をセットするために洗面台と座席を何度も往復。
 (他の乗客から不審に思われようが、そんな事言ってられないワケです)

 見事、名古屋付近でにキッチリ髪型を決められたのだとか。


 すごい!
 これぞ、ザ・プロ意識です。